中国の開発業者であるエギンPVテクノロジーは、タジキスタン南西部に200MWの太陽光発電所を建設すると発表した。
このプロジェクトは4段階で開発され、第1段階では250ヘクタールの土地に太陽光発電所を建設するために1億5000万ドルが投資される。タジキスタンのエネルギー省の声明によると、プロジェクトの4つのフェーズへの総投資額は15億ドルに達する。
タジキスタンはまた、韓国のグローバルソーラーウェーハ社の投資により、同国初の太陽光発電機器生産工場の建設の定礎式を行う。この工場の費用は200万ドルと見込まれている。
工場の建設は7月に始まり、4つのフェーズのうち第1フェーズは2025年3月までに完了する予定である。大統領報道局の声明によると、工場の初期製造能力は5,000MWに達すると見込まれている。発電所が完全に稼働すれば、8,000人の雇用が創出され、そのうち95パーセントはタジキスタン国民に割り当てられる。
タジキスタンは2023年10月、浮体式太陽光発電設備を含む再生可能エネルギー500MWの計画を発表し、2030年までに再生可能エネルギー発電1GWの目標を設定した。
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)によると、タジキスタンには2023年末時点で太陽光発電設備はない。